値段が「安い」という代わりに「リーズナブル」を使う

40代 男性 

先日、美容室で担当の男性が天王町付近の美味しいお店を教えて下さったのです。

その時の彼が「あのお店は美味しいしリーズナブルですよ」と言いました。

この「リーズナブル」という言葉は「おトク」とか「安い」という意味ですが、この言葉を

使うと「安い」と言われるより、耳障りの良い響きに聞こえるから不思議です。

これ、婚活している人が覚えておきたい単語ですね。

というのは、婚活している男性の中には「あそこのラーメン屋は盛りが良くて、安い」

などと言う人がいます。 もちろん、お付き合いが進めばそれでいいのですが、まだ出会って

間もないときには、デートへの夢がプシューッとしぼんでしまいます。

彼女はあなたの女房ではありません(笑)。 値段とボリュームで誘っては夢も

何もあったものではないのです。

気をつけなければいけないことは、「安い」「高い」は極力使わないようにすること。

この言葉を口にした途端、女性の経済脳?にビビビッと敏感に反応します。

心の中で、”もしかしたら、この人、ケチかも・・・?”などと思っているのです(苦笑)。

私が仲人になった頃、ベテラン仲人さんが同席している席で「あそこの店は安い」

「どこそこは高い」などと連発した男性会員さんがいました。

お見合い終了後、大ベテランの仲人さんは「鴫原さん、お見合いの時に男性に『高い』『安い』

と言わせちゃダメ! 教育しなさい!」「ケチな男と思われるからね!」とキツイお叱りを

受けたことを思い出します。

仲人さんによると、これらの言葉は自分は「シビアな男」と言っているのと同じだそう。

というのは、女性は出会う男性を通して結婚後の家計の管理までイメージしているから、

家計簿に口を出してくるうるさい男性を連想してしまうのです。

これって、女性が一番嫌うタイプの男性像。

そこで、男性のあなた、お金のことはつい口に出したくなりますが「高い」「安い」は禁句にして、

もし言いたいのであれば、この便利な単語「リーズナブル」を使ってくださいね。