自分の考え方次第で運がよくなる

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結婚相談所で婚活をしていて一番ダメージが大きい出来事は

何だとお思いですか?

それは、交際が進んで、もう少しでご成婚か!というところで交際が終わって

しまうことです。

このときは、断られたほうは辛いなんてもんではありません。

もちろん、逆の立場でも同じ気持ちでしょう。

仲人の私が落ち込んでいてはダメですが、やはり今まで一生懸命にやられて

いた会員さんの落胆する姿を見ると平静ではいられなくなります。

そんなとき、反応の仕方は人それぞれ。

”もう、これ以上婚活したくなーい!”という人もいますし、”傷ついた、これ以上無理”と

婚活を止めていく人もいるくらいです。

”少し休みたい”と婚活を離れて、なかなか戻ってこない人も少なくありません。

それだけ乗り越えるのに大変な体験というわけです。

そんな中、このように考える人がいます。

それは、「今、起こっていることは、長い目で見れば必然。 きっと結果的に良く

なることだから、起こっているのだ」と。

それから、そういう考え方をする人は「自分は大丈夫!」「自分は運がいい」

「自分は、何だかんだ言っても上手くいくんだよね」と信じています。

これらは、いろいろな本に書かれていることですが、信じ切れる人って意外に

少ないです。

あなたは、もしかして、「幸せになる!」と信じて、幸せになれなかったときに

傷つくことを考えていたりしませんか。

そうすると、その時点で「不幸になる自分」をどこかで認めてしまっていることになります。

思い込みというのは、すごい力を持っているもの。

大切なことは、起こった物事そのものには、”良い”、”悪い”ってなくて、

そのときの対応や意味付けによって、変わってくるのです。

確かに私の経験から、そのときは愕然とする出来事でも、長い目で見ると

”あのことがあったからこそ、将来のことを深く考えるようになった”と

いうことがあります。

たとえ挫折であっても、それをきっかけにして頑張ったら、後に自分の思うような

人生を歩めるようになった人もいるし、失恋したところで、その後、自分にとって

本当の運命の相手に出会えることもあるのです。

実際に、破談になった後、頑張って婚活を続けた人たちのその後を

仲人である私は知っています。

気になるその後ですが、その人にとってベストな相手が現れて、今度はトントン拍子にご成婚していきます。

これは、本当のこと。

そう考えると、辛いことが起きたとき、「今、起こっていることは、結果的に良くなるから

起こっている」と前向きに捉えた方がいいです。

それから、「自分は運がいいから、結局上手くいっちゃうんだよね」と思い込むこと。

運のいい人は自分が幸せになることを疑っていないのです。