先週のお見合いは、交際中の会員さんが続出のため件数が少なめ。
その分、会員さんとお見合い前の婚活会議を長めに時間を取って行いました。
その中で、一時間のお見合いをどう充実させるかを話し合ったのです。
以前、私はお見合いは顔見せのようなもの。 いかに次も会いたい!と思わせるかが
大事だと会員さんにアドバイスしていました。
というのは、初対面ではお互いに緊張しているので、あまり質問しすぎても疲れて
しまうのですね。 それよりは最近ハマっていることとか、楽しい話を中心にした方が
相手に”次も会いたい!”と思わせることができるからです。
つまり、”この人、楽しそう♪””この人、感じいい””この人、誠実そう”と感じさせること。
とにかく、2回目につないでいくことが目的です。
しかし、最近では最初から本当に真剣勝負で臨んでくる人が出てきました。
例えば、相手のプロフィール、特に自己PR文を精読して、そこからその人の興味の
あることについて下調べをするのです。 相手の好きな本がPR文に書いてあったらざっと読んでみるとか、
音楽なら事前にCDを聴いてくるとか、仕事のことについて調べてみるとか。
だから本番ではすぐに話に入っていけるし、効果的な質問ができるし、何よりもそれだけ
自分のことについて興味を持ってくれたことに感動するのです。
”人を感動させる””人を喜ばせる”という、人間関係を深める上で大事なことが
既にお見合いの段階で出来ているのですね。
これって、すごいこと。
もちろん、”次もまた会いたい”ということになり、交際率も抜群なわけです。
最近では、このような戦略的なお見合いをする人が出てきました。
この背景には、自己PR文が昔よりかなり長めになってきて、自分らしいPR文を
書く人が増えてきたことが考えられます。
PR文に重きがおかれてきたのはここ5,6年のことです。
こういう人が増えてくると、お見合いが俄然刺激的で面白くなってきましたね。