「真横ポジション」は「仲良しポジション」

カウンター席

お見合いでティールームの二人席が満席のためカウンター席に案内されることがあります。

一瞬、私も会員さんも「どうしよう・・・」という表情を浮かべますが、どこも満席ならば

仕方がないのでそこに座ることになるのです。

本来、真横ポジションで話す相手としてふさわしいのは、友人、恋人、心を許しあえる人

であります。 だから、初対面でこういうふうに座ることはなく、距離感を保てるテーブル席

になるのです。 しかし、このポジションでお見合いした二人の交際率が高い。

これは意外ですよね。

真横の方が相手の顔が見えない分、緊張感が薄らぐということでしょうか。

たまに、目線を合わせられない人がいますから、そういう人はかえって

好都合ということですね。

真横ポジションの最大のメリットは、言うまでもなく、聞き手・話し手双方の顔や表情が見えない

ことです。

この位置でぽつぽつしゃべりはじめると、まるでひとり語りようになるので、

リラックスして話すことができます。

私は、よく会員さんにおしゃれな居酒屋さんを選んでカウンター席に座るとよい

とアドバイスしていますが、お見合いもこの方がよさそうですね(笑)。

居酒屋というと思い出すのは、数年前にご成婚したカップル。

お酒が大好きな二人のデートの場所はもっぱら居酒屋でした。

最初は女性が男性のことを「タイプじゃない」とか言うんですよ。 それでも

デートを重ねているうちに、どんどん親密になっていきましたからね。

二人はカウンターに座って、呑みながらいろいろな話をするんだそうですよ。

彼の仕事の愚痴もぜ~んぜん気にならないと彼女が言っていました。

このカップルを見ていると、やはり真横ポジション強し!ですね。