人生は決断の連続だと言われています。
小さな決断から大きな決断まで、私たちはその都度
決めて次に進んでいるのです。
そのときに迷うのは当然。
あなたはいろいろな人のアドバイスを求めると思います。
特に婚活しているあなたは、その先に長い結婚生活が待っているため
慎重にならざる得ないでしょう。
ただ、最終的に信じるものは、自分の「心」。
例えば、あなたがとても信頼している人が「こうしたほうがいいよ」と言ったとしても、
自分の心の中で何か小さな違和感を感じていたら、
それは、決断しない方が良いことがほとんどです。
実は人に相談するというのは、自分の心の奥深いところの答えと
同じことを言ってくれる人を無意識に選んだりしています。
つまり、あなたは既に答えを知っているというわけです。
もちろん、何でも自分一人で解決したほうが良いと言っているのでは
ありません。 迷ったとき、悩んだとき、人のアドバイスは本当に有難いもの。
ただ、繰り返しますが、「問題の答えは自分の中に持っている」のです。
だから、私はカウンセリングの時、まず「あなたはどうしたいの?」と聞きます。
これは、その人の心の内側に問いかける言葉です。
そうすれば、「ああしたい」「こうしたい」と出てきます。
そのときに、自分の言った言葉からどういう感じがしたのかを観察するのです。
例えば、胸のあたりが重く感じたとか、頭がモヤモヤとしたとか、
胃のあたりに違和感を感じたとか。
実際に、胸にものすごい大きな石がつかえていると言った人がいました。
心では答えが決まっているのに、頭でそれを抑えつけようとしていたようです。
逆に、頭がすっきりした、靄が晴れたような気がすることもあります。
これらは、身体からのサインなのです。
このサインを一つ一つ見逃さないようにするといいですよ。
そこに、あなたの問題の答えがあります。