男性編では、男性はご縁のある人に出会うまで、とにかくたくさんの
人に出会うことが、それなりに有効だということを書きました。
しかし、女性が同じことをしようとすると、とても疲れてしまうのです。
というのは、合わない人でも合わせようと精一杯頑張ってみるから。
実際に婚活している女性はこのことを経験していると思います。
例えば、数ある中には表情が硬い人や、二コリともしない人、
こちらが一生懸命に笑顔を作って話題を投げかけているのに、ちっとも
反応してくれない人など、やはり、最初の段階で合わない人がたくさんいるのです。
そういう人たちに対しても、合わせようとしたり、お見合い時間を何とか持たせようとして
次から次へと話題を提供し続けるわけ。
相手がどんなに条件が良いとはいえ、昔みたいに「安定していて、収入もいいし、
ちゃんとしている人」だけでは、これから一生を共にする結婚相手を
選べないのはもちろんのことです。 単にお金を入れてくれる人を選ぶという選択肢も
ありますが、そういう人生を選ぶ人は30代、40代では極少数でしょう。
何よりもあなたが大事にしたいものは、結婚したあとの夫婦の絆や幸福感、この人となら
少々の苦労もいとわないと思う気持ちだと思います。
そうだとしたら、合わない人と結婚したら苦労することが目に見えているわけです。
特に、最初から合わない部分がぶつかっているのに結婚してしまうと、結婚初期の
段階から不満が絶えない生活になる可能性があります。
合わない相手と結婚して、あとから何とかしようとしてもがくことが、いかに
エネルギーを消耗し、貴重な人生の時間をあなたが望まないことに
費やすことになるのです。
もちろん、結婚したからには、腹をくくって、夫婦関係をどうしていくか、本気で考え、
本気で取り組みことが大事です。 ここで大事なことは相手も肝心なところはあなたに
同調しているということ。
あなたが将来「いろいろあるけれど、この人が一番」と思えるためには、出会いの
段階で自分の求めているものをハッキリさせるステップが大事になるのです。
自分が「相手にこれだけは譲れない」ということを「見える化」しておかないと、
理想の相手が目に前に現れてもわからないということがおきます。
そして、時が経ってから、「あの時のあの人が一番よかった」ということに気がつくのです。
なぜかというと、あなたはたくさんの人と出会って、経験値が上がってきたから。
経験を積みながら学ぶというのもいいのですが、もう少し早く気がつきたかったと思いませんか。
それには、自分の望んでいることを明確にしておくこと。
そのために、私の相談所では、何時間もかけて婚活ワーク【理想の人のリスト
アップ】を行っているのです。