「わたし、どうして結婚できないの!?」 - 雑誌の悩み相談より

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何かの雑誌で私の目に入った悩み相談。

その悩み相談の主とは30代半ばの女性で、「何で結婚できないの!?」

という深いため息がこちらまで聞こえてきそうです。

一体、相談所で婚活している彼女の悩みとはどんなものなのでしょうか?

それは、真面目な男性と会えば、地味でつまらない、もっと自分に刺激を

与えてくれる男性がいいと断る。 かといって、シーズンになると毎週のように

仲間とスキーに出かける男性は、一人で寂しいからと断る。 あまりにも夢中に

なっている趣味がある男性は、付き合いきれないと断る。 仕事が忙しい

高年収の男性は、デートもままならないからと断る。 年収が低いと共稼ぎは

きついとこれも断る。 デート割り勘男はケチ、趣味にお金をかける男性は

結婚生活が不安。 すぐに子供がほしいという人は、二人だけの生活を

楽しみたいと躊躇し、子供は当分ほしくないという人に出会えば、私にはタイムリミット

があるのに、と嘆く。 ・・・とこんな感じで続くのです。

よくもまぁこれだけ、出てきた、出てきた(笑)。

あれがほしい、これがほしい、と際限なく要求する人を別名「クレクレ星人」

と呼ぶ人がいて、絶妙なネーミングだな!と感心したことがあります。

登場した女性は、まさに「クレクレ星人」じゃありませんかー。

そして、婚活悩み相談の回答とは!

それは、彼女は単に結婚したいだけでなく、「愛されて」結婚したい。

つまり、胸がときめくドキドキの延長線上にある結婚。

しかし、この女性の登録している結婚相談所でトキメく相手を見つけるのは

無理。 だから、他のサイトを見つけましょうというもの。

相談も相談なら、回答も回答。 ”うーん”と別の意味で唸ってしまった私です(笑)。

そもそも、彼女の希望を満たしてくれる相手がこの世に存在するのでしょうか(笑)。

これは、本当に結婚したい人の悩みではないと思われます。

しかし、ここまで「クレクレ星人」でないまでも、潜在的にこの女性と似たことを

思っている「プチクレクレ星人」はいるかもしれませんね。

結局、求める男性にこれだけは譲れないというものがないというか、そんなこと

考えたこともないと推察します。

それから、結婚するためには強い思いがどうしても必要なのです。

もしかしたら、彼女の心の奥底はそんなに強く結婚を求めていないのでは・・・。

もしそうなら、今の世の中、自分の好きなように生きていけるのですよ。

昔みたいに結婚に対して社会の圧力が強くないし、本当に好きなように

生きていける。

ただし、そういう生き方は自由のようで不自由な面もたくさんあります。

何はともあれ、自分の生き方を選択できる世の中なのです。

「わたし、どうして結婚できなの!?」と考えるとともに、「自分は

どう生きたいのか?」ということにも目を向けた方がよいと思のです。