受け取る側の気分が変わるたった一文字の違い

食事デート

以前男性会員さんが言っていたことなのですが、デートで女性に

何かをご馳走するとき、せっかく美味しいものを一緒に食べよう♪

という気持ちが相手のたった一言で盛り下がることがあるそうです。

それは、メニューを選ぶとき、

「○○さんと同じものでいいです」とか「○○でいいです」と言われたとき。

ま、遠慮しているかもしれないのですが・・・。

それにしても、この「でいい」が人をガッカリさせる言葉だというのです。

彼によると、「選ぶのが面倒くさい」「ほかに頼むものがない」といった

否定的なニュアンスが含まれているように聞こえるとのこと。

女性の喜ぶ顔を見るのが一番嬉しい彼としたら、決して気分がよくないわけです。

それじゃ、どうしたら彼を気分よくさせられるかというと、

例えば、「うわ~、これ、美味しそう♪ 私、これがいいです」という具合。

これ、どこが違うのかというと、「○○がいい」と能動的な気持ちが表われている

ところです。

このように、「でいい」と「がいい」はたった一文字の違いなのですが、言葉の

ニュアンスが変わり、受け取り側の気分が変わります。

要するに、相手の気持ちになって一文字を吟味するということが大事なのです。

そうすれば、「でいい」よりも、「がいい」と答えた方が「相手の気持ちに寄り添って

いる」ということになります。

そうすれば「コーヒーがいい」「カフェオレがいい」「ジュースがいい」と

言ったほうが、相手の気持ちを考えたコミュニケーションであることがわかりますね。