女性は「共感」を求め、男性は「解決法」を求める

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過去に私の相談所の女性会員さんが、「○○さんと居酒屋に行くと、上司に説教

されたような気持ちになる」と言ったことがありました。

どういうことかと訳を聞くと、自分の職場の話をすると、決まって「俺だったらああする、

こうする」とすぐに長々と彼の意見を聞くハメになってしまうのだそう。

それが、もう、ウンザリ!と。

楽しいはずの居酒屋デートが、まるで上司に説教されている女性社員という

図がピッタリだとか。

この話ですが、私は過去に何遍同じ話を聞いたことか!

つまり、女性が悩み話や職場の話をすると、男性は途端にアドバイスや

解決方法を延々と語るというもの。

しかし、たいていの女性は、そんなこと望んでいないのです。

男性はそこのところがわかっていない。

重要なのは、「ただ聞くだけ」というところ。

なぜなら、女性は「共感」を求め、男性は「解決法」を求めるからです。

これが、男性と女性の話をするときの、根本的な姿勢の違いです。

だから、男性が真剣になって意見を言うほど、女性は「話を聞いてもらって

いない」と思うもの。

女性は話を聞いてもらうと、安心してリラックスしてストレス発散になるのです。

ただ「聴いてもらう」というのは、心理学的に癒しの効果を持っています。

このことがわかれば、男性もかなり意識して、意見やコメントをはさまない

ように注意するようになりますよね。

ところで、私はこんな話を聞いたことがあります。

全然ルックスはいいわけではないのに、常に彼女がいる男性がいたそうです。

その彼は、女性の話を聞いているあいだ、

「うん。そうだよね。わかるよ」

「うん。そうだよね。わかるよ」

「うん。そうだよね。わかるよ」

ほとんどこれしか言わないのだとか。

それで、彼は常に彼女がいたとのこと。

やはり「聞き上手」はモテるという証明ですよね。

大した男です。彼は。