ジム通いで運動の大切さがわかった私

日本がバブルの頃、外資の多くの証券会社が進出してきました。

そこで働いていた私の友人から、タフな証券マンの話をよく

聞かされたものでした。

彼らの多くは夕方からジョギングをしてオフィス内のシャワーを浴びて、

それから夜遅くまで仕事するんだそうです。

私はその話を聞いた時、身体が疲れたときは休憩するのが普通だと思って

いたので、逆に運動をするということに驚いたものでした。

しかし、現代では身体が疲れた時はむしろ有酸素運動をした方が

よいと言われていますね。

なぜなら、有酸素運動をしている時、成長ホルモン、疲労回復ホルモンが

出るからなんだとか。 そして、頭に良い脳内物質がたくさん出るから、頭が冴えるの

だそうです。

私の場合は、昨年から急に太りだして、仕方がなくジム通いを始めたのですが、

約一年経ち、やっと運動が習慣化してきました。

それと同時に、確かに疲労回復、それから頭が冴えてくるようになったと思います。

といっても、たまに億劫になって一週間くらいさぼったりしていますが、運動の

大切さは頭でも身体でもわかってきました。

バブル時に聞いた外資系の証券マンの話ですが、運動することで頭をリフレッシュ

させていたのです。 さすが、桁違いのお金を動かす証券マン、頭も身体もタフに

保つ方法を知っていたのですね。

ところで、突然ですが原始人は一日どれくらい歩いていたと思いますか?

何かの雑誌で読んだのですが、何と一日、20キロから40キロ歩いていたそうです。

驚きですね!

あなたは原始人の話じゃないかと思われるかもしれませんが、

私たちの遺伝子には狩猟採集の行動様式がしっかりと組み込まれて

いると書いてありました。

となると、私たちは慢性的な運動不足というわけですね。

まっ、原始人と比べてもと思ってしまいますが(笑)、

適度な運動が心身、及び脳にもいい影響を与えるということは、

既にデータを基に証明されています。

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私が今読んでいる本、『脳を鍛えるには運動しかない』ジョンJ.レイティ著。

著者はあらゆる角度から「運動のすすめ」を訴えています。

そこには精神論はなく、運動するとどれだけ素晴らしい副産物があるかを

膨大なデータを基に説いています。

ドーパミン、エンドルフィン、アドレナリン、コルチゾールなど、様々は

ホルモンの名称に圧倒されます。

私は脳に関する事に興味があるので、他の本と並行させて目次で

興味があるところだけ読んでいます。

運動するとなぜ身体だけではなく、脳にもいいのか神経科学の

視点から説明しているのが興味深いです。

ただ、300ページ以上の本なので、没頭するわけにもいかずに

ぼちぼち読みになりそう。