ご縁を繋いでいくことが大事

rote schleife 4

私は仲人として、本当に数えきれないほど、お見合いを組んできました。

その中には、なかなかお互いの日程が合わないということがあります。

これは、全体を10とすると、3くらいの割合です。

ですから、圧倒的に日程の段階はすんなりと決まってくのが普通。

先日もあったのですが、女性が○日と言ったら、男性がたまたまその日は半年前から決まっている行事が

あるとか、男性が○日と言ったら、女性が前から決まっている旅行に行くとか・・・

それ以外にも数日日程を挙げてみたのですが、どういうわけかその日に限って

用事が入っているという具合なのです。

断っておきますが、お二人は決してわがままというわけではなく、いつもは何をさしおいても

お見合い最優先にしてきました。

そういうとき、大抵の会員さんは「ご縁がないんでしょう」と言います。

会う前から、これだけ日程調整に難航すると、会員さんもどうしてもネガティブに考えて

しまうのです。

それで、またご縁があったら再設定しましょうということになるのですが、

それきりってケースが多いですね。

しかし、過去に一人だけいました!

決してあきらめない男性が。

彼はいつでもいいから再調整してほしい、来月がダメなら再来月でいいと粘るのです。

それで、次の月に再調整したら、何と彼女がインフルエンザに!

これでお見合いが延期になりました。 何というすれ違いの連続なのでしょうか。

それで、何だかんだと会うまでに、4カ月近くかかったのですよ。 4カ月もですよ。

その間彼は待ってくれたのです! 仲人としてこれには感謝感激でした。

そして、二人はやっと会えたのです。

結果は、何と、何と、何と、何とその場で意気投合!!

それから、一ヶ月後には結婚が決まったのですから。

本当にドラマみたいな展開が結婚相談所では起こるのです。

もちろん、いつもじゃないですよ(笑)。

そういうこともあるから、お見合いの日程調整に難航しても、出来るだけご縁を

繋げていくことが私は大事だと痛感しています。

会員さんも、決してネガティブに考えることはありません。

「たまたま会わないんだな」

「それじゃ、このご縁、大事に温めておきましょうか。」

と気長に待てばいいのです。

とにかく、ご縁を繋いでいくことが大事なのですから。