距離と時間をうまく生かして心を整える

婚活しているあなた、うまくいかない時期が続くと、気持ちが重くなりませんか?

歩いているときでも、気がついたら婚活のことが頭から離れなかったり・・・。

私がいつも言っているように、「ジャジャーン、○月○日、お相手が現れます」と誰にも

わかりません。

別の見方をすると、婚活をしている限り、不安と焦りから解放されることはないのです。

だからこそ、自分自身で上手く気持ちを切り換える術を持つことが大事。

私が今日読んだ本『怒らない禅作法』 枡野 俊明著があなたの

お役に立つかもしれません。

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お寺や神社には、なぜ長い参道があるのか知っていますか?

山門(お寺の門)から本堂、鳥居から社殿までが参道で、山門や鳥居は俗世から聖域

へと切り替わる「結界」です。

結界を過ぎたらきっぱりと人の気持ちも切り換わればいいのですが、実際はそういう

ものではありません。

そこで、一定の距離を歩くことで徐々に気持ちを静め、穏やかな気持ちで神仏の

前に立てるように、参拝者の気持ちを「俗」から「聖」へと切り換える役割を参道が

果たしているのです。

距離と時間をうまく生かして心を自然に整える。

先人の素晴らしい知恵に感服させられます。

この知恵を、毎日の生活に生かしましょう。

自分で結界と参道を作って、仕事や人間関係に翻弄される「俗(仕事)モード」

から、心静かに自分を見つめる「聖(リラックス)モード」へ切り換えるのです。

実際に鳥居や参道をこしらえろということではありません。

頭の中で、「ここが結界」「ここからは参道」と決めるだけで十分です。

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自分なりの「結界」を作り、結界を過ぎたら、気持ちを切り換えるという

ルールを自分なりに決めるということですね。

参道を歩くイメージをして、緊張やストレスを少しずつ落としていく。

「気分の切り換え」が上手になりたい私も大いにためになった本です。

けれど、参考になっただけではダメ。

すぐに実践したいですね。