余韻のあるお辞儀をする

0529お辞儀

私は週末になるとホテルでお見合いの立ち会いをしているのですが、

つい目に入ってしまうのが、お見合いが終わった後のご挨拶です。

というのは、お辞儀が浅すぎたり、お辞儀なしでお礼の言葉だったり、

ひどい例になると、一人がお辞儀をしている途中で、もう一人は既に背中を向けています。

だから、頭を上げたら、スタスタと歩いていく相手の後ろ姿が・・・。

これをやられた方はちょっとしたショックを受けますよ(涙)。

「終わりよければすべてよし」という諺がありますが、たとえ弾まないお見合いで

あっても、最後が気持ちよく締めくくれると良い印象になるものです。

何かの雑誌で読んだのですが、正しいお辞儀の仕方は、

・ 姿勢を正して相手の目を見る

・ 息を吸いながら腰から上体を倒す

・ 倒しきったら息を吐く

・ 再び息を吸いながら上体を起こす

・ このときに倒すときよりもゆっくり上げる

・ そして再び相手の目をしっかりと見る

以上を行うだけで、心のこもったお辞儀に見えるそうです。

実際に相手にこうされたら、あなたの心に余韻が残りますよね。

コミュニケーションは話術に焦点が当たりがちですが、最後の締めにどれだけ

相手を心地良く思わせることができたかが、「もう一度会いたい」につながるのです。

終わりよければすべてよし!