「辛いときに効くおくすり」

私は、仕事柄、20代の女性からも


恋愛相談を受けることがけっこうあります。



この季節は、


「失恋して落ち込んでいる。クリスマスまでに次の恋を


 見つけたいが、どのようにして気持ちを持ち直したら


 いいのか?」 


というお話が多いですね。



街は、クリスマスのイルミネーション一色。


周りの友達は、パーティーやらプレゼントの話題などで


盛り上がっているのに、一人ポツンと取り残されたような


気持ちになるのでしょうね。


わかりますよ。 あなたの気持ちは。



でもね。 そうかといって、


「ほら、元気出して」


「合コンやパーティーですぐ次が見つかるからね」


「さぁ、さぁ、仲間とカラオケでも行ってパァ~と気晴らしをして」


なんて私は言いません。



気持ちをふるい立たせて、合コンやパーティーに


参加してもその先にある 「付き合う」 という


パワーがどうしても湧かないのですよね。



恋をすること自体、パワーが必要なのです。



失恋したときに限らず、何か他のことで落ち込んだときには、


無理に自分の気持ちを盛りたてようとしなくても、


そういうときなりの過ごし方を見つける


ことも大切なのではないでしょうか。



では、どうしたら次の恋をするパワーを


また手にすることができるのでしょうか?



私はこう思います。



「悲しければ、トコトン落ち込んで、一人泣くことも人生には必要」


だと。



以前、ブログに私が若い頃、失恋したときに


悲しい曲を聞いて、涙をポロポロ流した


ことを書きました。



これは、失恋したときのどうしようもない切ない


気持ちを癒してくれる役目をしてくれるのですよ。



ここで心理学のお話をちょっとさせてくださいね。



アルトシュラー博士が提唱した原理で


「同質の原理」 というのがあります。



悲しいときには 「元気な音楽」 ではなく、


「悲しい音楽」 を聴いた方が、


元気になっていくという考えかたなのです。



落ち込んでいるときに、ムリに明るくしようと


するから疲れるのです。



悲しいときには、思いっきり泣いた方が、


立ち直りが早くなります。



泣くときのポイントは、


悲しい音楽をBGMにして、


「一人誰もいないところで声を出して泣く」


涙が底をついて、泣けなくなるまで泣くのです。



そうすると、私の経験から、

何だか気持ちが少し楽になってきて、


「もう~いいや」 という感覚が体の中に戻ってきたのに


気がつくときがあります。



人間の感情というのは、底をつくと上がるしかないのです。



そうなれば、次の恋のための心の準備ができた


といえるのではないでしょうか。

 

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