「お財布の思い出」

今回は男性の小物についてのお話なのですが、


最近、特にメガネのセンスがよくなってきたなぁ と感じます。


小物にも気を配るオシャレな男性が増えてきたことは


いいことですね。




さて、30代の笑顔が素敵なM子さんのお話からはじめましょう!



以前お会いした男性は、最初から話が弾み、


心の中でラブコール。


「この人とまた あ・い・た・い」



そして、2時間がアッという間に過ぎ、


お会計のためレジへ。



そこで、彼女の目が彼のお財布に釘づけに。



なんと、 



ボッボロボロ。



本当にここまで使い古したものはそうそうない


ほどのものなんだそうです。



いい皮の財布は、長年使っていると、


皮の味が出てきてイイ具合に馴染んできます。



ところが、普通のお財布は、こういっちゃ申し訳ないのですが、


使い続けるときたない感じになってくるのです。

肝心の金運が逃げていってしまいそうですよね。



スーツの着こなしもバッチリ!


靴もネクタイもいい感じ。


それなのに、な、なぜ、小物にも気をつかわないの・・・。



(もしかしたら、おじいちゃんの形見だったりして)



彼女は、気持ちが揺れ動いたそうですが、


どうにも服装と財布のギャップが埋められませんでした。




もう一組は、男性の方がお見合のときから


セカンドバックを持っていました。



彼女は、


「セカンドバックは冴えないアイテムなんだよねぇ…」


と思ったそうですが、お人柄がよさそうなので、


交際を始めました。



あるとき、会計のときに見てしまいました。



主婦顔負けのパンパンの彼の財布を!



お札が100枚くらい入っているのかと思えるくらい、


パンパンに膨れ上がっていたそうです。



そして、その後アッと驚くことが。



お札を取り出したひょうしに、


レシートやらクーポン券がこぼれ落ちてきた~。



彼女は (えぇ~ こんなところで恥ずかしい) と


すぐに一緒に拾いはじめました。



そしたら、ちょうど彼女の集めているクーポン券を発見。



あと3枚集めれば、お目当てのグッズをGETできるところ。



ちょうど、3枚あるじゃない。(ラッキー)



「これ、いただき!」



と、思わず手をのばしてしまったそうです。




それからです。お互いに打ち解けてきたのは。




気がついたら冗談言い合って


2人大口開けて


「アハハハ」。



そして、めでたくゴールインとなりました。



このお話、実際にあったことです。




結婚カウンセラーを長年やっていると、


明らかに 「これNGよ、NG!」 ってことが、


人によっては、ハートを開く鍵になったりすることがあります。



だから、本当に 「ご縁」 というのは


不思議なものだとつくづく感じます。