「落ち込んだときに出会った人」

もうかれこれ10年前のことですが、彼女のことを


思い出すと改めてご縁って不思議だなぁと


感じます。



さて、今回のカップルの不思議なご縁とは?





その日は、先日お見合いした彼と初めてのデートの日。




しかし、彼女にとって大変な一日でした。



仕事のことで上司とオオモメ、進行中の企画にストップがかかるし、


取引先からクレームがくるわで、朝からテンヤワンヤ。



当時、彼女の会社は、人件費削減のため一人が受け持つ


仕事量が増えてきていて、残業続きの毎日。



それに伴って彼女の責任も重くなってきて、ストレスも溜まっていました。



その夜、何とか仕事を片づけてやっと彼との待ち合わせ場所へ。



ところが、



仕事のことが頭から離れない。まずい。



上司に言われたキツイ言葉がまだ胸に残っている・・・。



心ここにあらずという感じ。


顔もさぞかし不機嫌だろう。




こういう空気が彼にわからないはずはない。




こんな不機嫌な姿を見せられて、誰でも気分を害して当然でしょう。


(明日は断りの連絡がはいるだろうなぁ)




そんな気まづい空気の中、彼が口を開きました。




「今日は、会社で何かあったの? 仕事をしていればいろいろ


 あって大変でしょう。 わかりますよ。 そんな大変なときに、


 僕と会ってくれてありがとう」



と、意外な言葉。




大人気ない私にこの人は気を遣ってくれている・・・。




精神的に弱っているときだったから、彼の言葉がグッと


心に入ってきたそうです。




そして、不覚にも涙がポロポロと・・・。




黙ってハンカチを渡してくれた彼。


そのハンカチがあまりきれいじゃなかったそうですけれど(笑)。



正直、ルックス重視の彼女は、彼のような四角い顔は


好みではなかったようです。



要するに、もう一度くらい会ってみよう、という


気楽な気持ちだったのでしょう。





そして、ご縁とは不思議なもの。




この出来事で、


彼女は、彼の温かさに惹かれ、


彼は、彼女の涙に惹かれたのだそうです。




こうして交際が始まりました。




付き合ってしばらくして、


「君は喜怒哀楽がすぐに顔に出る。 オレはそこが好きだ」


と言ってくれたそうです。




彼女は、こんな自分をまるごと受け入れてくれる人は


もう現れないだろうと思い、


彼との結婚を決意。






以前、彼女から家族写真をいただいたことがありましたが、



3人の笑顔が今の幸せを物語っていました。




一言、「子供は彼に似て、四角い顔です」 



と書かれてありました。

 

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