未来のダンナサマとの食卓を想像して

デートには食事タイムが欠かせませんが、実はもっとも

相手の本質をうかがい知るチャンスにあふれているのです。

例えば、

・食べ方

・食べ物の好き嫌い

・出された料理をどんな様子で食べているか

・店員さんに対する態度

などです。

ずい分昔の話ですが、女性会員さんがお付き合いしていた

男性は一流大学卒で、誰もが知っている会社に勤めていました。

最初の頃は、彼女は彼の条件の良さが魅力だったそう。

ところが、食事の時、彼は食べ物をボロボロこぼすんだそうです。

私は彼女からそのことを聞いたときに、思わず「うっそ～」と

言ってしまいましたが本当の話でした。

さらに驚いたことは、彼はこぼすことを別段気にしている風でも

ないそうです。

私は彼女がそのことを理由にお断りするのかと思いきや、

彼の条件が良すぎてすぐには出来ないと言うのです。

それならば、「イクメンしかないでしょ」と私。

それから、彼女は食事の度にナプキンでこぼれた食べ物を

きれいにして、彼に食事の仕方をそれとなく教えようとしました。

しかし、彼の食事の仕方は改善されるどころか、

彼女にそうされるのが当たり前みたいになってしまって・・・。

彼女はそこで悟ったそうです。

「この人は、パートナーを求めているのではない。お母さんを

　求めているんだ」って。

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