極端に口数の少ない相手に対して奮闘する

今日は台風一過のような気持ちのいい日でしたね。私は横浜ベイシェラトンホテルで午後から夕方までお見合いの立ち会いでした。

いつものようにお見合い前に会員さんとミーティングです。皆さん、元気いっぱい! それに、笑顔が明るい。いい出会いが期待できそうですね~。

お相手の会員さん方も明るい雰囲気で、ティールームに二人で向かう後ろ姿が弾んでみえます♪

ところが、ある男性会員さん、私がお声掛けをしたら、警戒心たっぷりに後ずさりされてしまいました(苦笑)。多分人見知りをする方なんだろうと思い、お見合い前のウォーミングアップのつもりで、お天気の話などをしたのですが、それでも、表情が硬く言葉をほとんど発さないのです。

私の相談所の女性会員さんは、お話し上手な方ですが、果たして彼と会話出来たかどうか不安がよぎったのでした。

実は、何を話しても下を向いている人がいて、15分しか持たなかったお見合いが最近あったのです。

もちろん、めったにあることではないですが、想定外のことが起こるものですね。

もしかして、同じようなことが起こるのではないかと心配していたのです。

そうしたら、彼女の話によると、1時間も場が持ったとのこと!

一体どうして!?

人見知りの彼を相手に、どうしてこんなに長時間話せたのか。ホントにビックリです。

彼女が一生懸命に話題を作って、質問して、言葉が極端に少ない彼を相手に奮闘したのでした。

彼女曰く「質問しても話が広がっていかないでの、本当に大変だったけれど、何かのご縁で出会ったのですから、少しでも相手を笑顔にすることだけを考えていた」と。

きっと、彼女の熱意が彼にも伝わったのでしょう。一時間も持ったのですから。

お見合い終了後、ぐったり疲れたという彼女。そりゃあ、そうでしょうとも。

彼女のサービス精神に心を打たれた私です。