「依存愛」

私の友人のご主人は何でも熱中する人です。


今はピアノにハマッていて、自宅の一室を防音にして、


休みの日には一日中ピアノを弾いていることもあるそうです。


こういう話を聞くと、私は子供がプラモデルを夢中で作っている


姿を思い出してしまいます(笑)。



彼女と彼が恋人時代には、


彼はウィンドサーフィンにハマりまくっていましたっけ。


毎週、彼女を置いてきぼりにして、


友達と朝早くから海に出かけて、帰ってくるのは夜。



彼女の女友達で、彼氏がいる人は皆週末はもちろん一緒。


平日は仕事がありますから、週末はカップルで過ごしたい


という気持ちは今も昔も変わらないと思います。



それが、彼女はいつも置き去り状態。



私だったら、すぐに相手に


「私のことどう思っているの?」


「私のことはどうでもいいのね!」


と、ギャアギャアわめいていたと思います(笑)。



私は、人を好きになると 「私のこといつも見て」 とばかりに、


相手の行動を制限してしまうようなところがありました。


「私のことを好きなら、私の全部を受け止めて」 と


ぶつかっていくんですから、相手もだんだん疲れてしまうんですよね。



そんな私に比べて彼女はすごかった。


大人だった と思います。


彼女は人を受け入れるということを知っていました。


彼が好きだから、彼が彼らしくいられることを


大事にしていた。


だから、彼は彼女のもとにいつも帰ってきたし、


2人はとても仲が良かったんです。



相手を受け入れる


ということを彼女から学びました。



一方、恋をすると、


「あなたなしでは生きていけない」 状態になる人がいます。



これは、愛でなくて依存なのです。



しかし、これも恋をしたからこそ味わう感情です。


恋に落ちると、その人はフツーの状態ではなくなって


しまうのです。


私は、こういう感情を味わうことも、ある意味


人生の素晴らしい一瞬なのだと思っています。



しかし、「あなたなしでは生きていけない」 


は、非常にあやういものだということです。



なぜなら、彼自身をすべてあなたのものには出来ないのですから。



だからこそ、自分の世界を持っていたい。



自分の世界と言ってもオーバーなものではなく、


まず目の前のことに一生懸命になる。


そして、たとえば、


・見たい映画があれば一人で行ってみる


・本屋にぶらっと出かけて、本を眺めてみる


・街を行き交う人を見て何気に人間ウオッチング


こんな風に手近なところから意識して、


自分の視点を少しづつ広げていくのです。



目指す理想の姿は、



ひとりでも充分やっていける


ひとりを楽しめる。



こういう人になれたなら、


パートナーの持つ世界も尊重できます。


そして、二人になったときには長~く愛し合っていける☆



愛は分かち合えば力を持つ 


のです。


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