お見合いで効果を発揮する「相手の名前」を散りばめる

私の相談所の男性会員さんがお見合いをしました。結果は「ぜひ、またお会いしたい!」と珍しく力が入っています。

理由を聞いてみると「会話の途中で自分の名前をよく呼んでくれたから」だそうです。

例えば、「○○さんは、食べ物は何がお好きですか?」「○○さんは、○○県出身なのですね」「○○さんは、どういうお仕事をされているのですか?」など。

このように質問をする時、必ず名前で呼んでくれるのだそうです。

これが何とも「大事にされている感」があって心地よかったとのこと。

確かに名前で呼ぶことは相手を大切にすることであり、相手に喜んでもらえることなのです。

これは、特にお見合いの場面で効果を発揮します。

あなたも「食べ物は何がお好きですか?」ではなくて「○○さん」とまず名前を先に呼んでください。

そうすると、相手も心の距離を縮めてくれますからね。

コミュニケーションというのは、自分の投げかけたことがブーメランのように返ってくるのです。

私の場合、行きつけの美容室のスタッフの方々が気持ちがいい。

なぜって、必ず「しぎはらさん、こんにちは」とひとりひとり声をかけてくれるからです。

だからアットホームな雰囲気の中で気持ちよく過ごすことができます。

まして私の名前は「しぎはら」と珍しい名字ですから、覚えるのも大変だと思うのです。

それを間違わずに「しぎはらさん、しぎはらさん」と呼ばれるのは嬉しいもの。

ちょっと話しが横道にそれますが、ある時オフィスに営業マンがきました。

興味のある事だったので、話だけでも聞きたいと思ったのです。

そうしたら、名刺を交換したにもかかわらずにその方は私のことを「かもはらさん」と呼ぶのです(笑)。

ま、「かもはらさん」と呼ばれることは多々あるのですが、相手は商談にきた営業マン。

その方が何度も「かもはらさん」「かもはらさん」と(笑)。

これは、完全にアウト!でしょ。

これじゃ、まとまる話しもまとまりませんよね(笑)。