婚活が不調でも自分の未来を信頼する

お見合い婚活していると、断ったり断られたりは当たり前のように起こります。

あなたも経験していると思いますが、ときには断られ続けることもあるし、逆に断ることもあるわけです。

そんなとき、私が心を配っているのは会員さんの反応。

つまり、「『同じ出来事』であっても、それを『どのように受け取るか』」です。

ひどく落ち込む人もいれば、「えっ!大丈夫!?」という状況でも坦々としている人もいます。

そういう人に対して、もしかしたら感情を押し殺しているのではないか・・・とすぐにカウンセリングをしているのです。

なぜなら、心で辛い思いが渦巻いているのに、二人三脚で婚活している私にまで本音を言えないでいると終いには人と会うのに拒否反応が起こるから。

だからこそ、心の中を誰かに吐き出したり、紙に書いたりしないと心が弱ってしまいます。

ところが、かなり辛い状況であるにもかかわらずに、立ち直りが早い人がいるのです。

もちろん、ときには思わず涙が出ることもあるでしょう。これはすごく精神衛生上いいのです。

涙は浄化作用がありますからね。

それにしても、泣いた後は「さあ、次にいこう」と心の切り替えが早いこと。

「ストレスにどれだけ強いか」という力を「ストレス耐性」と言いますが、こういう人はそれが強いのでしょうね。

数年前にご成婚された女性会員さんのお話ですが、彼女も山あり谷ありの婚活を経験しましたが、物事の捉え方がポジティブでした。

婚活というのは、どうしても波がありますから、お見合いを重ねても交際にさえ入らないときがあります。

こんな誰もがめげるとき、彼女の口からこういう言葉が出てきました。

「人生の中でこれだけたくさんの男性に会える機会なんてないですよ。だからひとつずつの出会いを大切にしていきます」「私はいい人と出会えるから大丈夫!」と。

うまくいっていない状況でこういうことを言える人は極少数だと思います。

そして、低迷期を経て、彼女を本当に大切にしてくれる男性と出会うのです。

もちろん、人それぞれ「ストレス耐性」は違いますが、同じような出来事であってもそこから「未来を描けるか」「自分の未来を信頼できるか」どうか。

この差は、かなり大きいものです。

私は婚活しているあなたには、今思うようにいっていなくても「自分の未来」を信頼してほしい。