「すみません」より「ありがとう」と言いたい

以前、お好み焼き婚活パーティを開催したことがあります。

そのとき、男性が焼く係で女性はアツアツのお好み焼きを食べる係(笑)。

皆ビールを飲みながら、盛り上がりました。

ただ、私が気になったことは、男性が女性のお皿に焼きあがったお好み焼きをサーブするときの言葉です。

それは、皆揃って「すみません」「すみません」のオンパレード。

そうしたらある男性が、「こっちは好きでやっているんだから、謝らなくてもいいよ」と笑いながら言いました。

彼のその一言で、皆「ありがとう」「ありがとうございまーす」にチェンジ。

やっぱり、この場面にふさわしい言葉は「ありがとう」ですよね。

「すみません」と「ありがとう」では響きが違います。

「ありがとう」は100パーセントの感謝の言葉であるのに対して、「すみません」は相手に対してどこか申し訳なさを感じる言葉です。 相手はあなたのために喜んでやってくれているというのに。

それなのに私たちはつい「すみません」と口から出てしまうのです。

しかし「ありがとう」の方が心にずっとダイレクトに伝わると思いませんか。

相手に何かをやってもらったときには、すんなりと「ありがとう」の言葉が出てくるようにしたいですね。