男性に「察してほしい」は封印する

「友達の○○ちゃんの彼氏は毎日ラインをくれるのに、私が付き合っている○男さんは2,3日に一回くれるかどうか。私のこと好きなら毎日連絡が欲しいし、それが当然だと思う」と交際が続いている男性に対して不満を漏らした女性がいました。

要するに、彼女の望みは「2,3日に一回ではなく、毎日連絡がほしい」なのです。

こうした要求は彼女だけではなく、「迎えにきてほしい」とか「送ってほしい」とか「電話ほしい」とか「メールほしい」とか「誕生日には○○に連れていってほしい」など、その無言の要求はピンからキリまでそろっています。

これらを当の男性に直接言う人はわずかです。ほとんどは、陰で誰かに「まったく気がきかないんだから」とか「察しが悪いんだから」などと言っています。

実際に、それらが原因で交際が終わるケースもたくさんあるのです。まだお互いの人柄に触れる前にお付き合いが終わってしまうのですから、何と言ったらいいのやら・・・。

もし、男性たちが女性たちが陰で言っている事柄を知ったら驚くと同時に、「そんな無茶な!」となるはずです。「まったく、これだから女はメンドクサイ!」と思わないでくださいね(苦笑)。

女性はこういう傾向を持っているということを知識として頭の片隅に置いておくことです。

しかし、女性のあなた、多くの男性は言えばわかります。連絡が毎日欲しければ「仕事終わったら、『仕事終わったよ』ってメールして」と伝えるのです。

そして、その言葉の裏にある気持ちを伝えるとより彼の心に響きます。「今日も元気かどうか知りたい」「風邪が長引いてないか心配」と。つまり、「○○君が元気かどうかが気になるんだよ」と。

「察して」の裏には、「あなただけにはわかってほしい」という気持ちが隠されているのです。それも一緒に相手に伝えるといいですよ。

ところが、言わなくちゃわからないからとガンガン言ったら、わがままな女と思われたなんて話があります。

だから「こうして欲しい」という要求とともに、あなたの気持ちを一緒に伝えてこそ、相手の心に届くのです。

一番損なのは、「ああしてほしい、こうしてほしい」とか「察しが悪い男」などと陰で言っていること。

何しろ当の本人は何にも気がついていないんですから。