そう簡単に忘れられない「過去の苦い思い出」

あなたは過去に出来る事なら忘れたい!という苦い思い出はありませんか?

辛い別れを経験したり、離婚したり、大切な人に裏切られたり、衝突したり、誤解されたり、否定されたり。

今でもその事を思い出すと状況がリアルに蘇ったり、心臓がバクバクしたり、怒りを感じたり、恐れを感じたりしませんか。

少し冷静になると、”ああ、あれは過去の出来事だったんだ”と認識するとホッとするはず。

でも、心のどこかに「また痛い目にあうんじゃないのか・・・」と行動することを躊躇したりしていませんか?

実は、人は危険や痛い過去の体験を自らの生命維持のための情報として記録するそうです。それは生命維持のためには役立ちますがともすればあなたの行動する力を奪います。あなたは確かに心が痛んで眠れない夜を幾晩も過ごしたことでしょう。

しかし、その経験から学んだこともあるのではないですか。

それに、心配事の9割は起きないと言われています。

試しにあなたの心配事を書き出してみてください。一年後にチェックすると、ビックリするくらい心配事は起きていないはずです。

それでも、思い切って行動しようとしたら不安がよぎるかもしれません。

そんなときは、「これは生命維持のためのひとつの情報にすぎないんだ」と思い直してください。

といっても、過去の辛い想いをそうそう簡単にチェンジするのはむずかしい。だから、少なくても、未来に起きるか起きないかわからない恐れに勝手にさいなまれるのはもう終わりにしよう!と何度も自分に言い聞かせてくださいね。

そうすると、時間の経過とともに、だんだん心が前向きになってきます。

大丈夫です!

あなたは、そのうちに前だけをみて歩けるようになりますからね。自分が思っているよりあなたは強いはず。