会員さんのお母さんに間違われた私!

仲人 仲人

先日のお見合いの立ち会いでの出来事。

いつものように女性会員さんのお見合いの立ち会いを行っていました。

その時ホテルのティールームが満席になりかけていたので、すぐに席を確保して

彼女をその席に案内してから、お相手を待ち合わせ場所に向かえにいったのです。

彼はお写真通りステキな方ですぐにわかったのですが、彼が私の顔をマジマジと

見ているじゃありませんか。 別に怪しいものではありません(笑)。

通常ですと、お見合い前に仲人がお二人をご紹介してお席までご案内する旨を

事前に先方仲人さんに連絡するのですが、どうも伝わっていなかったようです。

そこで、私は「○○さんの担当の鴫原です」と自己紹介。

それで、彼の固まった顔が急に崩れてきました(笑)。

話すと親しみやすい方で、「いや~、○○さんのお母さんかと思いましたよ」と。

そこで二人で笑いだしてしまいました。

いや~、○○さんのような美しい娘がいたら、私、幸せですよーっ。

しかし、です。 仲人になって20年近くなりますが、最初の頃は会員さんと同じ年

なんてこともありました。 当時は友達感覚のカウンセラーなんて呼ばれて

いましたからね。 それが、いつの間にか「お母さん」ですよ(笑)。

ホント、20年があっという間に経ってしまいました。

それから、今の時代、仲人さんがお見合いに出てこない相談所が圧倒的に

多いです。 だってメールでこと足りる世の中ですから当然ですよ。

それで業務は十分に回っていきます。

だから、会員さんたちは仲人がお見合いの場に出てくること自体知らないのです。

年月とともに、仲人業務の形も変わってきたということ。

ただ、私はやはり現場を大事にしたいと強く思っているのです。

人と会う職業というのは、会うことで育まれる「勘」というものがあります。

それは、現場での経験を相当数経験しなくては身につかないものだと

思うのです。

それから、会員さんの顔、声、声のトーン、表情、態度など、こればかりは

メールからじゃわからない。

だから、私はこれからも現場主義でいきたいと思います。