「妙に気を惹くメール」

私の知り合い夫婦は、職場結婚。


同期の入社で、お互いに研修会や飲み会など


一緒にいることは、すごく多かったとのことです。



しかし、そのときはお互いにビビビッも何も感じず。



彼は彼女のことを、話しやすいけれど色気がまったく


感じず、したがって対象外。


彼女は、体育会系の彼はタイプじゃない、


ナヨッとしている男性が好み。



そんな風だから、会社の同僚という以外には、


進展がありようがないってわけでした。



そんな彼らが、部署の行事の幹事役を一緒に一年間


やることになりました。



歓送迎会やら親睦会やら屋外行事のセッティングなど


仕事以外にこなすのですから結構大変なのです。



ということで、打ち合わせで社外で会うことも多くなり、


メールでのやり取りも頻繁になりました。


仕事が終わってから、メールをするので


夜遅くなる場合もあったそうです。



そんなとき、彼がメールをすると、


「今、帰ったところです。これからシャワーを浴びるから


 そしたら連絡するね」


と、彼女。


「すごい雷雨になってしまって、今雨宿りをしています。


 服がビショビショに濡れてしまいました」


とか・・・。


「今、ベッドに寝そべってウトウトしていました」


とかとか・・・。



このようなメールで彼はなんだか


だんだん妙な気持に。



彼女の方はと言えば、仲良しの同僚以上の


意味はなかったとのことです。



メールはどんなニュアンスで書いているのか


読めないので、ちょっとした言葉で相手を怒らせてしまったり、


妙に相手をその気にさせてしまうなんて


ことはあることなのです。



そうです。皆さんおわかりのように、


彼は、だんだんと彼女を同僚としてではなく


一人の女として意識するようになってしまったのです。



もう一つ、心理学から見てみると、


「共同作業は心理的距離を縮める」


ということです。


同じ目標を共有し、同じ作業を一緒にこなし、


時間を共有すること。


こうした 「共同作業」 は、人と人との


心理的距離を縮めます。



彼らの場合、お互いに最初は恋愛感情がゼロだったのですが、


「共同作業」 を経て、二人の間には、


恋愛感情が芽生えていたわけです。



そこに、メールの効果あり!


彼女のメールの書き方が、彼の気を惹いたのですね。


こうして彼らは恋に落ち、めでたし、めでたし。

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